【最速理解】世界一わかりやすいタロットカードの歴史。要点のみ徹底解説

占いとは

お世話になっております。TONAMIです。

今回は、「タロットカードの歴史」についてのお話。

タロットカードはどこで生まれ、どのように広まったのか。

本記事は

  • 歴史は知りたいけれど、難しそうで敬遠している方
  • ざっくりでいいから知っておきたい方

という方々に向けて書き綴ります。

わかりやすく、そして簡潔にまとめていきます。

私自身、長ったらしい文章は嫌いですし、私の鑑定も”簡潔さ”がモットーですので

省けるところは省きながら進めていきます。

諸説ある部分は、許してくださいね!

それでは、参ります。

タロット発祥の地

なんとタロットの発祥は不明です。

歴史の一番最初がわからないタロット。謎めいていいですね!

記録として残っているのは1392年、フランス

この頃は占いとしてではなく、遊戯として用いられていたようです。

今日のタロットカードは78枚。

当時は56枚だったようで、トランプっぽい感じで使われていたのかもしれません。

ゲームから占いへ、一気に広まったタロット

タロットカードが広まったのは15世紀半ば~。

ヨーロッパを中心にゲームとして広がりを見せます。

のちにギャンブルとしても盛り上がり、その広がりに拍車をかけました。

ちなみに、現存する最古のタロットカードは、イタリアのもの。

 

最初は富豪のためのお遊び、その後は量産され、市民にも行き渡ったようです。

ゲームとして認知されていたものが、占いとしての役割に変わったのが18世紀になってから。

タロットは生まれこそ昔ですが、占いとして活躍し始めたのはごく最近ということです。

占いとしてのタロットを確立させたすごい人

占いとしての役割を確立させたのは、フランス・パリの占い師「エテイヤ」(Etteilla)

いろんなサイトでエッティラとかエッテイラとか書かれてありますが、

読み方でいうとエテイヤが一番近いと思います。

1783年~1785年に4冊のタロットカードに関する本を出版しています。

「タロットと呼ばれるカードのパックで楽しむ方法」

フランス語:Manière de se récréer avec le jeu de cartes nommées tarots

という本。

この後、占いとしてタロットカードは本格的に認知されていきます。

タロットには「マルセイユ版」「ウェイト版」とふたつの種類がありますが、

このときはマルセイユ版が広がりました。

ウェイト版タロットを作ったすごい人

今日のタロット占いにおいて、最も認知されているのが「ウェイト版タロット」です。

英語表記「Rider Waite Tarot」。

みなさんが良く見るタロットカードの絵柄といえばこれです。

どうしてこんなにキャッチーなのか

作者はイギリスのアーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite)

作画はパメラ・コールマン・スミス(Pamela Colman Smith)。

本人たちの写真は調べればめちゃくちゃ出てきますので割愛します。

この絵柄、かなり好きです。全く昔っぽくなくキャッチー。すごすぎる。

ちなみに、「ライダー版」とも呼ばれますが、これは1909年にロンドンのライダー社から発売されたのからです。

これを機に、タロットカードは爆発的に広がり、今日に至ります。

最後に

いかがでしたでしょうか。

かなり省いたので、タロット初心者の方や、ざっくりと知りたい方にはちょうどいいボリュームなのかなと思います。

  • もともとは遊びから始まり、ヨーロッパを中心に広がった後、ウェイト版によって全世界に知れ渡ったということ。
  • 占いとしてのタロットは意外とまだ若いということ。

いくつか「へぇ~」というポイントがありますよね。

捕捉していきますので、この記事を中心に枝分かれさせていけたらと思っています。

まずは初級編ということで。

 

ちなみに、私がタロットを始めたきっかけは、フランスに住んでいたことが大きいです。

フランスに住んでいた時、何かを始めたいと考えていた私は

フランスやヨーロッパにゆかりのあるものを探していました。

調べていくと、タロットカードがヨーロッパ発祥だと知り、

フランスにも深い縁があったので決めました。

それが今でも続いていて、占い師として活動できていることは

とても感慨深いですし、いろいろなことに感謝だな~と思います。

この記事を書いていて、初心に戻れました。

 

たくさんの人に占いをもっと気軽に楽しんでほしいという願いがもっと広がりますように。

それでは、またどこかで会いましょう。あなたの友人、TONAMIでした。

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