こんにちは、TONAMIです。
今回は大アルカナの3、女帝について書きます。
そもそも大アルカナってなに?小アルカナもあるの?って方はまずはこちらから。
それでは、本題に入ります。
カードの絵柄
これがウェイト版の女帝のカード。
絵柄をじっくり見ていきましょう。
背景は自然が広がっていますね。木々が実っています。
中央に座しているのが女帝です。
来ている服は、女性器を表すザクロが描かれていることがわかりますね。
彼女の足元には女性のマークがあることから、どうやらこのカードは女性に関するような意味があるのか?と推測できます。
こうやってまずは絵柄を見て想像する。
ここからがタロットのスタートです。
さあ、あなたはどんなことを想像しましたか?
カードの意味
このカードが持つ大きな意味のひとつは
愛情です。
豊かさという意味もあります。
ひとつ前のカード、女教皇は女性の精神性を表すようなカードでした。
それに対して女帝のカードは、女性の本能的な部分を象徴するようなカードとなります。
ザクロ柄の服、女性のマークからもわかるように、
妊娠や子供、母性などを強く表し、背後に広がる自然は、豊かさを表しています。
繁栄という意味もありますね。
女性にまつわるいろんな意味が含まれているカード、だんだんと見えてきましたね。
では、正位置と逆位置での意味の違いを見ていきましょう。
【正位置】カードの意味
女帝のカードが正位置の場合、意味は下記のようになります。
- 安定する
- 成長する
- 受け入れる
こんな感じです。
優しく包み込んでいくような女帝の愛情が物事を進めてくれるようなイメージ。
スピード感よりも、着実に進んでいるという感じでしょうか。
【逆位置】カードの意味
続いて逆位置の場合。
- 無駄が多い
- 物事が進まない
- 甘える
その愛情ゆえの短所が出ているように見えますね。
だらだらとしている様子が伺えます。
大きな愛情ゆえのその優しさは、本当の優しさではない。
それを気づかせてくれるような意味が多いですね。
次は実践編です。
実際の鑑定ではどのような意味になるのか
女帝のカードが出た場合の、恋愛編と仕事編を見ていきましょう。
なんとなく想像がつきそうですか?
確かめてみましょう。
意味のほんの一部ですので、これがすべてではないです。
複数枚のカード展開がある場合は、他のカードによっても意味は変わってきます。
一番シンプルな場合と考えてください。
恋愛編
正位置の場合。
- 相手との愛が通じ合っている。うまくいっている
- 関係がゆっくりと育まれてきているのがわかる
- 相手を受け入れられている
逆位置の場合。
- 共依存の関係になっている
- 相手を甘やかしている
- 関係が進展していない
簡単にまとめるとこんな感じ。
けっこうありそうな状況ばかりですよね。
私も思い当たるところがある、かな(笑)
それでは仕事編へ。
仕事編
正位置の場合。
- 快適な職場
- 努力の成果が出てきた
- 充実している
逆位置の場合。
- 公私混同してしまう
- はっきりとモノが言えない状況
- 努力が実らない
こんな感じです。
簡単ではありますが、ざっくりとイメージが湧いたのではないでしょうか。
普段やってしまいがちな行動や精神状態もあって、親近感のあるカードではないかと個人的には思います。
愛情が大きな意味のカード、女帝でした。
旅に出た少年は、大自然に出たことで、世界の壮大さを知り、目に見えるひとつひとつを愛した。
本当の愛とは何か、自問自答しながらも旅は続きます。
それではまた次回。
コメント