こんにちは。TONAMIです。
ついにタロットカードの意味について書いていきます。
タロットカードは大アルカナと小アルカナで構成されています。
今回は大アルカナの最初のカード、THE FOOL-愚者-のカードについて書いていきます。
カードの絵柄
これがウェイト版の愚者のカードの絵柄です。
少し観察してみましょう。
黄色い背景、照り付ける太陽、崖の上なのに陽気な様子で立っている人、それを見ている犬。
いくつかの情報が目に入ってきます。
タロットカードの絵柄にはすべて意味があります。
覚えることが多いタロットカード。しかし絵柄を見ればある程度の意味がわかります。
なのでまずは絵柄をしっかり見ることを意識してくださいね。
カードの意味
まずはこのカードの大まかな意味。
それは「自由」が軸になります。
崖の上なのに、小さな手荷物を持ち、天を仰ぐ少年。
いかにも自由気ままという感じが伝わってきますよね。これがこのカードの軸となります。
背景や照り付ける太陽を見ても、なんだかワクワクするような描写がありますが、
少年の隣にいる犬は、なんだか焦っているような、少年を止めているような・・・
これも少し気になるところ。どうやら良い意味ばかりではないようですね。
愚者のカードは22枚の大アルカナの中で唯一数字が与えられていないカード。
0の文字が入っていないものもあります。
他のカードとは違い、愚者のカードが持つ可能性は無限大なのです。
タロットの大アルカナは愚者の少年の物語ともいわれます。
このカードから21のカードまで、どのように物語が進んでいき、どのように完結するのか。
その始まりのカードとして、このカードがあります。なんだかおもしろそうな気配。
上記を意識して覚えていくと、もっとタロットが楽しくなっていく気がしませんか?
さて、次はカードの正位置と逆位置で意味をまとめていきます。
【正位置】カードの意味
まず、正位置はそのカード本来の意味、逆位置はその意味とは反するような意味になります。
これを踏まえたうえで、愚者のカードの正位置の意味は下記のようなものがあります。
- 自由
- 型にはまらない
- 好奇心旺盛
- 個性的
- 可能性
こんな感じ。絵柄を見ていても、こんな感じが伝わってきますよね。
愚者のカードは、自由でなんにでもなれる、どこにでも行ける、といったワクワクの原動力のような意味を持ちます。
少年の旅はここから始まるんだという物語のスタートを表します。
【逆位置】カードの意味
次に、逆位置での意味はこのようになります。
- 不安定
- 未知
- 無計画・行き当たりばったり
- 成り行き任せ
自由さ故の負の一面を持っています。
少年の危なっかしさや無計画さに困った隣の犬が「ほら、言わんこっちゃない」と言ってそうですよね。
実際の鑑定ではどのような意味になるのか
大体の意味はわかったけど、それをどう使えばいいのか。そこが気になるところですよね。
解釈の仕方は人それぞれということを大前提に、あくまで一例として提示します。
それでは参ります。
恋愛編
恋愛における愚者のカードの解釈の仕方について。
まず正位置の場合、
- 新たな出会いの可能性
- 自然体でいると吉
- いつもとは違うアプローチをしてみる
こういう解釈ができます。
次に逆位置の場合、
- 相手の気持ちが安定しない
- 遊びの恋の可能性
- 闇を抱えた人に惹かれる
というふうに捉えることができます。
仕事編
次に仕事における愚者のカードの解釈の仕方について。
まず正位置の場合、
- 転職の時期
- ひらめきを重視する
- フリーランスの選択肢を考える
こんな感じ。
次に逆位置の場合、
- 成果が安定しない
- 責任感が足りない
- だらだら働く
社会人時代の私みたいな感じですね(笑)
以上のように、悩みのジャンルによっても解釈の仕方が変わってきます。
大まかな意味がつかめたら、細かいジャンルごとに解釈を変えてみる練習をしてみましょう。
すべての始まりのカード、愚者。
一緒に少年の物語を見守りながら、1枚1枚覚えてみましょう!
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