こんにちは、TONAMIです。
今回は、大アルカナの数字の2、女教皇について書きます。
そもそも大アルカナ、小アルカナとは?というのは下記を見てからお願いします。
それでは本題に入ります。
カードの絵柄
これがウェイト版の女教皇のカード。
毅然とした表情で正面を向いてこちらを見ている女性、これが女教皇です。
背後にはいくつものザクロ、両脇には白と黒の柱、足元には三日月。
いろんなものが見えてきますね。
まずは絵柄から読み解けそうな要素を見てみてください。
意味をすぐに調べるのではなくて、絵柄を見て想像する。
これがタロットカードの意味を深く理解するポイントとなります。
カードの意味
このカードの大きな意味としては
精神性です。
そして、女性が持つ鋭い洞察力、直感力、冷静さなどもこのカードに込められています。
ザクロは女性器を表しており、精神性に加えて女性性という側面が強く出ているカードとなります。
月も女性を司るものとして扱われていて、このカードに強く女性性が反映されていることがわかります。
白と黒の柱は男性・女性、光・闇などの相反するふたつの事柄のことで、
そのふたつの事柄のバランスが取れた時の緊張感を表しています。
総合すると、問題に対して曖昧にすることなく冷静に判断するような精神性を表すということ。
では、正位置と逆位置での意味の違いを見ていきましょう。
【正位置】カードの意味
女教皇のカードが正位置の場合、意味は下記のようになります。
- 冷静さを保つ
- 客観視する
- 直感を活かす
このような感じ。冷静沈着に物事を見ていく、そういうイメージですね。かっこいい。
人間は感情で生きていると言っても過言ではないですが、感情的になる前に立ち止まって、その先の展開を冷静に見ていくことができれば、きっとあの時失敗しなかっただろうな・・・
おっと余計なことを言いそうになりました。
【逆位置】カードの意味
逆位置の場合は下記の通り。
- 偏見で判断する
- 頑固になる
- 批判が先行する
こういう人、いますよね。なりたくないものだ。
逆位置になると、冷静な判断ができなくなって、現実を歪めて自分のいいように考えている節がありますね。
これを踏まえて実践編へ参りましょう。
実際の鑑定ではどのような意味になるのか
恋愛編と仕事編で分けて書いていきます。
ほんの少しですが、簡単な解釈をまとめます。
恋愛編
正位置の場合。
- 恋人との展開を急がず冷静になれている
- 相手のために自分が変わろうとしている
- 相手との空気感を大事にしている
このような感じ。
逆位置の場合。
- 感情任せになっている
- 嫉妬や疑いの気持ちが大きくなる
- ストレスが溜まっている
このような解釈ができるでしょう。
仕事編
最後に仕事におけるこのカードの意味。
正位置の場合。
- 自分が良いと思ったことを信じて行動している
- 業務がうまく進めるための材料を集めようとしている
- 問題点に目を背けず乗り越えようとしている
こういう解釈もできます。
逆位置の場合。
- 同僚の仕事具合や上司の目ばかりを気にしている
- 周りの状況に不満を抱えがちになっている
- 努力の足りなさを実感できていない
などなど。
もちろん、これらだけではなくて、複数枚のカードで展開した場合は、
他のカードとの組み合わせで意味合いが変わってきたりもしますが、
おおまかにはこのような解釈ができます。
女教皇は、精神性を教えてくれるカードです。
このカードが出たときは、自分の心が今どういう状態なのか再確認しましょう。
創造力を手に入れた少年は、その力を生かすも殺すも自分次第だと実感し、
はじめの壁にぶつかったようですね。
タロットカードの旅はまだまだ続きます。
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